「ニューヨークはゴーストタウン」トランプ氏の発言に市長ら反発。大統領テレビ討論会

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テネシー州ナッシュビルで22日、最後の大統領候補テレビ討論会が行われた。パンデミック中の経済対策についてトランプ氏は、ロックダウンはコロナウイルスを抑制するための確実な方法ではなく、悲惨な経済的結果を招いただけだと主張した。

トランプ氏は、コロナウイルスの震源地となり、厳格なロックダウンを行ったニューヨークについて「街がゴーストタウン化している」と主張。「ニューヨークを見てみろ。長い間、私の素晴らしい街だった。活気があり、私は大好きだった。今は死にかけている。みなニューヨークから去っている」と述べた。

この発言の直後、デブラシオ市長は、余計なお世話だと反発。ニューヨーク市では、無料で大量の検査を提供しているほか、学校を再開し、新型コロナの感染者数は減っていると強調。
さらに「ニューヨーカーは、私たちの街をこれまで以上に強くしようとしている。まさに勇敢以外の何物でもない。選挙で退陣を余儀なくされた後、ゴーストタウンになるのは、(トランプ氏の現在の居住地)マーアラゴだけだ」と応酬した。

NBCニューヨークによるとクオモ州知事は、スティーヴン・コルベアのトークショーで「ニューヨークの陽性率は、ホワイトハウスよりも低い」と反論した。

市議会議員のマーク・レヴァイン氏は、レストランの屋外飲食の様子をツイートし、街は賑わっているとアピール。

コーリー・ジョンソン市議会議員や、来年の市長選に名乗りを上げているマヤ・ワイリー氏らも「ゴーストタウンではない」とツイートした。

米NBCニューヨークのフェイスブックのコメント欄には「ゴーストタウンにはなっていない。知事の戦略のおかげで、多くの命が救われた」という声のほか、「デブラシオとクオモが街をダメにした」「NBCはミッドタウンにいるんだから、分かっているだろう。NYCは決して同じ街に戻らない」「その通り。お気に入りのレストランには、既にゴーストが住みついている」「店は廃業し、道路は空っぽだ。人がいなくなっている」などトランプ氏に賛同する声も寄せられている。