【新型コロナ】川崎で新たに13人感染 宮前区の英語教室でクラスター、計14人に拡大

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡って、川崎市は23日、10歳未満~80代の男女13人の感染が新たに判明した、と発表した。中等症3人、軽症6人、無症状4人で、6人の感染経路が不明。市発表の感染者数は計1845人となった。

 市によると、すでに12人の感染が確認されている宮前区の英語教室で、通っていた10歳未満の男児(高津区)と講師の30代男性会社員(多摩区)の陽性が判明。同教室での感染者は職員5人、児童9人の計14人となった。市は同教室でクラスター(感染者集団)が起きたと判断、教室名は「キッズデュオ」と公表した。

 13人の年代別内訳は、40代が最多の4人、30代と50代が2人で10歳未満、20、60、70、80代がそれぞれ1人だった。居住区別では川崎区と多摩区が3人。幸区、高津区、宮前区がそれぞれ2人だった。

 英語教室で陽性とされた男児の通う高津区内の市立小学校では、同じクラスの児童35人と職員7人についてPCR検査を実施するという。

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