外来の渋滞解消に“切り札” 長崎大学病院の立体駐車場 11月2日から

長崎大学病院の新たな立体駐車場=坂本1丁目

 外来の駐車待ち車両の混雑緩和が懸案だった長崎大学病院(長崎市坂本1丁目)に、新たな立体駐車場が完成した。4階建てで196台を収容。11月2日から利用できる。
 現在、駐車場は4カ所で計401台分あるが、不足しているため、約8億円かけて整備した。病院の西側に位置し、正面玄関までは徒歩約5分。シャトルバスを運行する。料金は外来患者で1日300円。100円値上がりする。
 これまで連休明けは外来が多く病院周辺が渋滞していた。病院の担当者は「新型コロナの影響で外来は減っているが、駐車場問題は長年の懸案だった。駐車台数は十分あり、これで解決できる」と切り札に期待。

 


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