今回のクラシコは一味違う⁉︎ 決戦前に知っておきたいあれこれ

世界有数のメガスタジアムであるカンプ・ノウで、今シーズン1発目の“エル・クラシコ”が勃発。直前のリーグ戦でバルセロナとレアル・マドリードが敗れる稀有な出来事が起こり、一味違った激闘が見られるかも知れない。

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100年以上の歴史を持つクラシコにおいて、直前のリーグで両チーム敗れたのは2002-03シーズン以来となり、歴史上では7回のみ。3勝1分3敗と五分の成績を残し、アウェイ側は一度も勝てていない。

敗戦後に行われたクラシコ

1935/36:第18節 レアル・マドリード 3-0 バルセロナ

1941/42:第4節 レアル・マドリード 4-3 バルセロナ

1950/51:第5節 バルセロナ 7-2 レアル・マドリード

1976/77: 第3節 バルセロナ 3-1 レアル・マドリード

1987/88: 第16節 レアル・マドリード 2-1 バルセロナ

1990/91: 第19節 バルセロナ 2-1 レアル・マドリード

2002/03:第30節 レアル・マドリード 1-1 バルセロナ

メッシ、クラシコでゴールレス中
混乱の夏を過ごしたメッシは、ラ・リーガでのクラシコ直近3試合でゴールもアシストも記録していない。今回も得点に絡むことが出来なければ、2014年1月以来ワーストとなる4戦連続となる。また今シーズンはシュート数15本に留まり、1試合あたり平均3.8本と2007-08シーズン以来低い数字に。ゴール数は2013-14シーズンぶりの最低記録であり(0.57)、ドリブル数も4.8本とリーグではワーストだ。

レアルの堅牢な守備
ラ・リーガ前回王者のレアルは昨シーズン最少失点を記録し(25失点)、1987-88シーズンのレオ・ベーンハッカー時代に残した数字を更新した(26失点)。また19回のクリーンシートを達したのは、1986-87シーズンと1987-88シーズンだけだ。

“退場王”セルヒオ・ラモス
レアルの主将S・ラモスは、クラシコ史上最多となる44試合出場を記録。今回もピッチに立てば、リーグではラウール・ゴンザレスとフランシスコ・ヘントに並び最多の31戦目となる。またS・ラモスは2005年にデビューしてから19枚レッドカード受けており、2位フェルナンド・アモレビエタ(11枚)を抑えダントツの退場数。クラシコでは公式戦5枚のレッドカードを食らい、歴史上どの選手よりも退場を命じられている。

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