部屋に火のついたマッチ落とし4人死傷火災…"汚部屋"住人41歳男に禁錮2年6か月判決「病の影響」考慮

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7月、北海道札幌市西区のマンションで4人が死傷した火事で、重過失失火などの罪に問われていた男に、10月23日札幌地裁は禁錮2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

札幌市西区の無職・橋本学被告(41)は7月、札幌市西区のマンションの部屋で、たばこを吸おうとして火のついたマッチを落として火事を起こし、別の部屋に住む2人を死亡させたほか人にケガをさせたとして、重過失失火と重過失致死傷の罪に問われていました。

これまでの裁判で、橋本被告の部屋全体が弁当の容器などで埋まっていて、火が広がりやすい状態だったことや、うつ病で部屋が片付けられない状態だったことなどを検察・弁護側がそれぞれ主張していました。

10月23日札幌地裁で開かれた判決公判で、石田寿一裁判長は「4人が死傷した被害結果は重大で被害者や遺族に謝罪などの措置も講じられていない」などとした一方、「うつ病が当日の行動に若干の影響を与えた可能性は否定できない」として、禁錮3年の求刑に対し、禁錮2年6か月の実刑判決を言い渡しました。