武将隊、鹿児島市・御楼門から21キロ踏破 妙円寺詣り始まる

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御楼門から妙円寺詣りに出発する「ひおきPR武将隊」=鹿児島市城山町

 関ケ原の戦いで敵中突破し、薩摩に帰還した島津義弘勢の武勇をしのぶ「妙円寺詣り」が24日始まった。ひおきPR武将隊のメンバーら11人は甲冑(かっちゅう)に身を包み、3月に復元された鹿児島市の鹿児島城(鶴丸城)跡の御楼門前から日置市の徳重神社までの21キロの道のりを歩いた。

 大久保利通の日記には、午後4時過ぎに城下を出立したと記されているため、武将隊も同時刻に出発。往時にならい、鹿児島市内の西田橋や水上坂をはじめ、可能な限り薩摩街道をたどるように歩を進め、6時間後に同神社に着き参拝した。

 今年は新型コロナウイルスの影響で行事の中止が相次ぐ。初参加となる日置市地域おこし協力隊の山崎将也さん(30)は出発前、「先人たちの偉業に思いをはせながら歩き、精いっぱい頑張る姿でコロナを吹き飛ばしたい」と意気込んだ。

 25日は、同神社で武者行列や薩摩日置鉄炮(てっぽう)隊による演武披露がある。