ラ・リーガ第7節が24日に行われ、バルセロナとレアル・マドリードの“エル・クラシコ”が実現した。
今回のクラシコは一味違う⁉︎ 決戦前に知っておきたいあれこれ
今シーズン1発目、公式戦245回目となった“エル・クラシコ”。世界で最も有名なダービーは開始早々に動き出す。5分にフリーでボールを受けたカリム・ベンゼマが、ディフェンスラインの背後にパスを供給。抜け出したフェデリコ・バルベルデが冷静に流し込み、レアルが先制に成功する。
しかしホームのバルサも負けておらず、3分後にリオネル・メッシの浮き球のパスに反応したジョルディ・アルバがラストパスを送ると、17歳アンス・ファティが反応。冷静に右足で合わせ、1-1の同点で試合を折り返す。
一進一退の攻防となったクラシコは、後半に入りレアルが多くのチャンスを創出する。すると左サイドからFKを獲得し、セルヒオ・ラモスがペナルティエリア内でクレマン・ラングレに倒され、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果PKの判定に。キッカーをS・ラモス自らが担当すると、ゴール左に沈めてレアルが勝ち越しに成功する。
その後両チームとも選手を入れ替えピッチ内に変化を与える中、的確に効果を発揮したのはアウェイのレアル。リスクを冒して攻め立てるバルサに対してカウターがハマると、90分に途中出場のルカ・モドリッチがダメ押し弾を挙げて勝負あり。最終スコア3-1で、レアルが無観客のクラシコを制した。