来月から宿泊受け入れ 魚津・片貝コミュニティセンター

©株式会社北國新聞社

 今年4月、魚津市島尻に開所した片貝コミュニティセンターの「目玉」となる宿泊事業が、11月からスタートする。新型コロナウイルス感染拡大の影響で受け入れを見合わせていたが、市内在住者に限定して実施に踏み切る。

 市は各地区公民館を、地元の資源を生かしたビジネスや物販活動が行える自由度の高いコミュニティーセンターにするための支援を進めている。

 片貝地区では、公民館のあった旧片貝小敷地を活用し、スポーツ合宿や企業研修を中心とした宿泊事業を始めるため、昨年度から最大50人が泊まれる宿泊室や食堂、浴室などの整備を進めてきた。多くの人に親しんでもらおうと、愛称を「毛勝(けかち)の郷(さと) シェルピース」と名付けた。

 4月の開所以降、従来の公民館と同様に地元住民の会合などでは使われているものの、感染リスクなどから宿泊はできないままだった。県内の感染状況が落ち着き、政府の「Go Toキャンペーン」が始まったことなどを受け、事業開始を決めた。

 11月中旬に予定する市自治振興会連合会の勉強会と宿泊体験を手始めに宿泊を可能とする。3月ごろまでは市内在住者のみを対象とし、その後、制限をなくした本格オープンを目指す。

 宿泊事業は地元住民が運営主体となる。市地域協働課の担当者は「地元との交流を魅力とした宿泊をアピールして、地域の活性化につなげたい」と話した。