宮崎駿、山崎貴監督が手掛けた「ルパン三世」新旧名作が2週連続放送

日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」(金曜午後9:00)では、11月20・27日に「2週連続 ルパン三世」として、2021年にテレビ放送50周年を迎える、国民的キャラクター・ルパン三世の新旧の名作を放送する。

11月20日は、ルパン三世劇場映画2作目にして、宮崎駿監督の映画初監督作品「ルパン三世 カリオストロの城」。ルパン作品には欠かせない、疾走感あふれるカーチェイス、心弾むアクション、ルパンと美しき少女とのほのかなロマンス、そしてお宝を巡るサスペンス、ルパンと仲間たち、銭形との深い絆…。あらゆる要素がすべて詰まった、何度見ても感動する名作中の名作で、公開から40年以上経っても全く色あせることなく、子どもから大人まで全世代が楽しむことができる国民的アニメーションといえる一作だ。

そして、11月27日は「ルパン三世 THE FIRST」を地上波初放送。3DCGアニメーションでも多くのヒット作を手掛ける、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの山崎貴氏が脚本・監督を担当。声優には、おなじみのレギュラー陣に加え、ゲスト声優に、広瀬すず、藤原竜也、吉田鋼太郎といった豪華メンバーが集結し、23年ぶりの劇場版として話題となった。

子どもの頃からルパンが大好きだったという山崎監督は、特に「カリオストロの城」は強く印象に残っているとのこと。実写ではなかなかできない「世界を股にかけた話」を、CGアニメーションとして描くことを意識して脚本を執筆したそう。制作には初期のルパンから関わっているレジェンド級のアニメーターも参加していて、ルパンならではの物語が描かれている。

山崎監督は「いよいよ『ルパン三世 THE FIRST』が『金曜ロードSHOW!』でオンエアされることになり、さらにたくさんの方に見ていただけると思うとワクワクしています。子どもの頃に見て大感動した『カリ城』へのオマージュもたくさん詰まっています。おなじみのルパンファミリーのスタイリッシュで楽しい、世界を舞台にした大活躍をたっぷり楽しんでください」とメッセージを寄せている。

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