男子800メートルに臨んだ1年生の後田（創成館）が4位入賞した。決勝で先輩7人に果敢に挑み、タイムも高校1年歴代4位となる1分51秒51をマーク。堂々の高校全国デビューに、梅津監督は「全国で戦えるスピードを見せてくれた。上出来」とたたえた。
2種目に出場した今大会。23日の1500メートルは力を出し切れずに予選落ちした。「800メートルで取り返そう」と気持ちを切り替えて迎えたこの日。予選を自己ベストの1分52秒19で通過すると、速いペースで進んだ決勝は、縦長の集団の後方につき、終盤に持ち味のスパートを披露した。連戦で「脚が残っていなかった」が、懸命に追い上げて4位に食い込んだ。
高校初の全国大会を「ハイレベル。いい経験ができた」と振り返った中長距離のホープ。今後は「走る距離は伸ばしていく予定。来年のインターハイはもっと上を目指したい」とさらなる飛躍を誓っていた。
