子どもの貧困と企業、発信機能で結ぶ 本社報道本部長がSDGs講演

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 【恩納】女性の地位向上や男女共同参画社会実現への活動をしている県女性の翼(奥村啓子会長)が15~17日の3日間、恩納村のリザンシーパークホテルで研修会を開催した。16日午後からの宿泊研修会では「SDGsシンポジウム」があった。
 基調講演は琉球新報社の島洋子報道本部長が講師を務め「沖縄県下におけるSDGsの取り組み」について語った。世界を変えるための17の目標の説明から、新聞社としての強味((1)地域情報を持っている(2)メディア発信できる)を生かして何ができるかを社内で議論し検討してきたことなどを説明した。
 琉球新報社では、特に沖縄の子どもの貧困、困っている人、悩んでいる人とそういう人たちをサポートできる人や企業を結び付ける活動を展開しており、新聞紙上でも月1回17の目標について、地域や団体の取り組みを紹介している。
 パネルディスカッションでは、恩納村役場企画課企画係長の當山香織さんが「サンゴの村宣言」プロジェクトとSDGsへの取り組みについて紹介。またNPO法人にじのはしファンド代表の糸数未希さんは、寄付金を募り給付型奨学金制度を運営するまでの経緯を語った。
 金秀アルミ工業の取締役執行役員の神田幸枝さんは、金秀グループの女性管理職比率20%達成への経過などを発表した。
 パネリストの発言を受け、島報道本部長は「皆さんの会の目的、行動はSDGsの目標5(ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う)と同一です。まさにSDGsを浸透させて、皆さんの地元での地道な活動につなげていきましょう」と結んだ。
 (小山猛三郎通信員)