スバリスト必見! 北米限定のS209がヤバすぎた

スバルのモータースポーツを監修するSTIは、そのノウハウを落とし込んだ特別仕様車を数多く生み出してきた。古くは初代レガシィ ツーリングワゴンをベースにチューニングしたツーリングワゴンSTiなどなど……だが、そのほとんどが日本専売で海外のスバリストからは不満の声も多かったという。そこで昨年2019年に、S209なるモデルを北米限定で発売。今回、超貴重なS209の撮影に成功したので、サクッとご紹介する!>>

スバル WRX STI S209

見た目も乗り味も超アメリカン

S209はベースのWRX STIに専用エアロやカナードを装着し、全幅+40mmと数値で見るよりも実車の迫力はかなりのモノ。

ボディサイズは全長4620×全幅1839×全高1476mmで、日本仕様の全長4595×全幅1795×全高1475mmとひと回り大きいイメージだ。

搭載するエンジンは日本仕様のWRX STIとは異なり2.5リッター水平対向ターボで、最高出力341hp/6400rpmを発揮する。

こちらも日本仕様と比べると最高出力227kW(308ps)/6400rpm、最大トルク422N・m(43.0kgf・m)/4400rpmと排気量が500cc違えど、かなり大きく違うのがわかる。乗ってみるとS209はかなり大味で、日本モデルとは違ったスポーティさを追求しているようなイメージだ。

専用開発のターボチャージャーにこれまた専用設計の4本出しマフラーなど、見た目だけでなく実力もしっかりパワーアップしている, ドライカーボン製の大型リヤウィングを備え、両サイドにS209とホワイトで書かれているのがポイントだ
専用開発のターボチャージャーにこれまた専用設計の4本出しマフラーなど、見た目だけでなく実力もしっかりパワーアップしている, ドライカーボン製の大型リヤウィングを備え、両サイドにS209とホワイトで書かれているのがポイントだ

北米専用メーターに注目! 左になるだけで雰囲気別モノ

基本デザインは日本仕様とほとんど一緒。最大の違いはサイドブレーキの位置とセンターディスプレイで、スバルスターリンクなるコネクテッドサービスに対応している
スピードメーターはマイル表示となっており、小さくキロ表示も描かれているというイメージ。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

© 株式会社MOTA