「大学が始まった感じ」 長崎大で半年遅れの新歓祭

©株式会社長崎新聞社

ステージで新入生にサークルをアピールする上級生=長崎大

 新型コロナウイルスの影響で延期されていた長崎大サークル連合(足立尽代表)主催の新入生歓迎祭(新歓祭)が25日、長崎市文教町の同大で開かれた。各サークルが新入生に活動を紹介する春恒例のイベントで、感染対策に万全を期して半年遅れで開催にこぎ着けた。参加した学生らが、秋晴れの屋外で楽しそうに交流を深めた。

 同大では今春、入学式をはじめ学内のイベントの規模縮小や中止が相次ぎ、前期は授業もほとんどがオンラインに。サークル活動や新入生の勧誘も自粛を余儀なくされ、同連合によると、7割以上のサークルが例年より部員が少なく、1人も新入生が入っていないサークルもあるという。
 この日は人との距離を保つために会場で傘を差すことや、スマートフォン向け接触確認アプリを利用することを参加者に要請。1年生470人が事前に参加を申し込み、飛び入りでの参加もあった。
 同大のグラウンドで日中、サークル約60団体がそれぞれブースを設けるなどして勧誘。「長大サークルコレクション」と題した企画では、各サークルが順にステージに登場し、活動にちなんだ服装や短い出し物で魅力をアピールした。
 参加した教育学部1年の中村美穂さん(20)は「県外から進学して、この半年間は友達も全然できず空虚な日々だった。本当に大学が始まった感じがしてうれしい」と話した。
 足立代表は「やっと対面での活動ができるようになった。ウィズコロナの時代にも、アイデアや工夫によって企画、発信していきたい」と語った。