「海のことを考えるきっかけに」 伊是名小児童がシャコガイ学習

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 【伊是名】伊是名小学校の4年生12人が8日、校外学習で伊是名漁協を訪れた。加工場でシャコガイについて学び養殖の稚貝をサンゴの石に埋め込み、放流する作業も行った。

 沖縄に6種類生息するシャコガイの中でも一番味が良いとされるヒメジャコの稚貝を使用し、漁協職員らの付き添いのもと、ドリルなどの道具を使い、石に植え付けた。シャコガイが植え付けられた石には作業した児童のネームプレートも取り付けられた。児童らは、大切そうにサバニを利用した養殖水槽に優しく置いていた。

 作業後、漁協からお礼に揚げたてのモズクとアーサのてんぷらが贈呈された。作業した稚貝は2週間ほどで自ら足糸を出して定着する。食べられる大きさになるまでに5年ほどかかる。

 生徒たちは中学卒業に合わせ、参加したみんなで食べたいと楽しそうに話していた。

 同小の先輩でもある担当者の伊禮勝也さんは「シャコガイの植え付け体験を通してみんなが伊是名島の海のことを考えるきっかけになったらうれしい」と話した。

 (比嘉陽子通信員)