松くい虫は、体長3センチほどのマツノマダラカミキリと、1ミリにも満たないマツノザイセンチュウが共同して引き起こす樹木の病気。
まずは、初夏ごろカミキリの成虫がマツの枝をかじり、傷口からセンチュウが木の内部に侵入し増殖。マツは水を吸い上げることができなくなり、1、2カ月で葉が変色、枯死してしまうという。
カミキリは枯れたマツに産卵。その幼虫は冬から翌春にかけて成長し、センチュウを体に付けて羽化。別のマツに取り付き、センチュウを感染させる。この一連のサイクルを繰り返すことで、被害を拡大させる。
小値賀で被害 「松くい虫」とは
- Published
- 2020/10/26 14:00 (JST)
- Updated
- 2020/10/26 14:36 (JST)
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