Aぇ! groupが6人そろって初のレギュラー番組。一発勝負の舞台を月イチで披露

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ABCテレビでは11月7日から、関西ジャニーズJr.のAぇ! groupによる初のレギュラー番組「THE GREATEST SHOW-NEN」(土曜深夜1:05、関西ローカル)がスタートする。

2019年2月にグループ結成以来、それぞれ歌、ドラマ、バラエティーと幅広いジャンルで活躍してきた正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉の6人が、本番組で挑戦するのは舞台。ジャニーズ以外の舞台を経験することで、見るたびにスキルアップしていく彼らの姿を追いながら、完成した一つの舞台をじっくり観劇する新感覚の番組だ。

通常の舞台では、幕が開けた初日から千秋楽まで回を重ねていくが、この番組の舞台は1回限り。しかも、毎回違う演出家や新進気鋭の脚本家、劇団などとコラボして、本番に向けてのハードな稽古に取り組んでいく。番組は稽古風景や上演後の反省会から始まる構成で、普段は見ることのできない演出家からのダメ出しやメンバー同士のぶつかり合いなど、裏側を知ることで、より舞台映像への興味をそそる構成となっている。

さらに、その一発勝負で披露した舞台を反省会と合わせて放送。正門は「前例のない初めての試み。斬新で新しい切り口の番組。メンバーも、スタッフさんもどうなるのか、誰もが分からない」と襟を正す。佐野は「小さい頃から舞台が大好きで、グループで毎月1本、舞台に立たせてもらえるのは幸せ」と喜びと高揚感をにじませた。

初回放送の舞台を手がけたのは、京都を拠点に活動する劇団・ヨーロッパ企画。「マダムの休日」と題した舞台は、大豪邸に住む謎のマダムのもとにやって来た、互いに初対面の6人が、マダムの“レンタル彼氏”になるために、それぞれの特技を披露するという内容。

初舞台前の稽古で、末澤は「発声やストレッチといった芝居の基礎を教えていただいたのが、すごく勉強になりました」と自信をつけ、福本は「同じ意味の言葉でもニュアンスが変わるだけでウケたり、ウケなかったりするので、コメディーにおける言葉の大切さを学んだ気がしました」と得たものが多かった様子。

草間は「僕たち、いつも舞台をやらせていただく時に、横山くん(関ジャニ∞・横山裕)が演出してくれるんですけど、演出の仕方が特殊やなと思っていたんです。だけど今回、ヨーロッパ企画さんとさせていただくと作り方が似ていたんです。それで『横山くんの作り方はコメディーを作る時に一番いい作り方なんや、正解やったんや』って思いました。だって、何もないところから『とりあえず、やってみ』で始まってたから(笑)」とジャニーズの先輩・横山の演出家ぶりを明かすと、小島は「『土曜の夜1時5分からは、Aぇ! groupの時間だね』とお茶の間で言われるくらい、僕らも成長できたらなと思っています」とリーダーらしく前向きの姿勢を見せた。

初回収録を終えて、正門は「最初にこのお話を聞いた時は、『どういうふうに放送するんやろ?』と思ったのと同時に、『すごいことをしてるんじゃないか』というのが、すでに伝わってきました。前例のない斬新な切り口の番組ですが、何より僕らが楽しんで舞台をできたことが伝わればうれしいなと思いました。特に“こういう役”って熱望しているものは正直ないんです。というのも、いろんな劇団の方といろんな組み合わせでできることを思い切り楽しみたいなと思っているので。今から出会う人たちとの舞台を意欲的に取り組んでいきたいと思っています」とコメント。

末澤は「ホッとしました。一発勝負という形で1公演しかない舞台だったので、プレッシャーもありましたけど、稽古日数が少ない中でも演出家の皆さんと作り上げた舞台ができたことがうれしかったです。みんなが楽しめたのもよかったなと思いました。今まで外部の舞台では少年や青年の役が多かったので、めちゃめちゃ暗いキャラやボソボソしゃべるような役、殺人鬼くらい振り切ってるような役とかやってみたいですね」とやりきった感と今後の展望を語った。

草間は「もともと僕たちはグループになる前から、大阪松竹座で舞台をさせてもらっていたので、原点が舞台だと思うんです。その姿を見るより先に、テレビで僕らを知ってくださっている方々に、原点に近いもの、より進化したものを見せていけるように、頑張っていきたいと思いました。僕、普通の役ってあんまりやったことなくて、神様とか長老とかちょっと、一癖ある役が多いんです。使い方が難しいのかなって思うところもあるので、劇団さんによってどう調理されるんやろ?っていうのがすごい楽しみです。逆に全然目立たない役とか、ミステリーで一発目に殺される役とか、それで違う格好でまた出てくるとか、そういう役をやってみたいです」と意気込みを明かした。

小島は「この舞台の最後の方で、マダムが階段の奥へ消えていく場面があるんですが、リハーサルではただただ面白おかしく『マダム! ありがとうございました!』という気持ちで演じてたんですが、今日、そのシーンを演じた時は『これで終わるのか』と思うと、マダムの背中がめちゃめちゃ切なく感じました。こんなふうにこれから1カ月ごとに出会いと別れを繰り返していくんだなと思って。リハーサルから本番で、一番僕の心情が変わったところでした。これまで“小島健”のイメージの舞台が多くて。だからこの番組で新しい可能性を広げたいので、たくさんの役柄を試したいです。ヨーロッパ企画さんでは“ケンカをして怒る人”を演じましたが、これからいろんな感情を勉強していきたいです」と力強くのコメント。

福本は「直接お客さんはいなかったんですが、別室で舞台を見てくださっていた方たちが寄席かと思うくらい大爆笑だったとスタッフさんから聞きました。オンエアはまだですが、若干手応えを感じているので、これを毎月続けていけるように頑張りたいと思っています。たとえば芸能界とはまったく違う日常の中のサラリーマンやアルバイトをしている人を演じてみたいです。あとは、犯罪に手を染めてしまったダークな役もやってみたい。いろいろジャンルにかかわらず挑戦していきたい気持ちが強いです」と熱意を感じさせた。

佐野も「僕もマダムが帰っていくタイミングで『もう、終わっちゃうんや』っていう気持ちと『次が始まるんや』っていう気持ちの両方で、変な感覚になりました。稽古が始まって1カ月、すごい密度の濃い時間だったので、これが毎月続いていったら、6人がもっと成長していくんじゃないかなと思いました。何をやっても“佐野晶哉”になっちゃうんです。この6人でお芝居したら女装しても、コスプレしても(笑)。だからサイコパスとか『そんなこともできるんや』って言ってもらえるような役に挑戦していきたいです」と語り、メンバー全員が今後も意欲的に取り組む構えを感じさせた。