上野樹里、月9の2クール連続放送で「第1話は特に早く皆さんに見てもらいたい」

11月2日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9:00)の制作発表会見に、上野樹里、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、戸次重幸、平岩紙、板尾創路、山口智子が参加した。

遺体の死因を究明する法医学者・万木朝顔(上野)と父でベテラン刑事の平(時任三郎)が織り成すヒューマンドラマ。2クール連続放送について、主演の上野は「この先も朝顔の物語は続くんだと驚きましたし、それと同時に同じ監督・スタッフ・共演者とまた朝顔の物語を作れるんだと楽しみでした」と喜び、コロナ禍での制作ではあるが「2020年はいろんなことがあったけれど、今まで起きた事件・事故もドラマの中で取り扱っているので、第1話は特に早く皆さんに見てもらいたいです。これから来年に向けてドラマに携わるということで、気を付ける部分は気を付けながら、みんなでしっかりと撮影を続けられたらと思います」と意気込んだ。

風間は「このドラマはまさに日々の積み重ねで、日常の大切さを教えてくれる作品です。2クールという時間が、視聴者の皆さんにさらに日々の積み重ねを実感してもらえるのではないかと思っています」と期待。そして「今年の2月から撮影をしていて、四季の移り変わりと日々の移ろいを感じてもらえるのではないかとワクワクしています。日々会っている中を切り取ってもらっているような感覚で撮影をしているので、構えている部分はありません。ホームビデオのような感覚でやっています」とコメント。

山口は「出演させてもらう側でも、一視聴者という側でも、何げない毎日が奇跡のようないとおし瞬間だと思わせてくれる作品になった」とアピール。自粛期間中について「飛行機に乗れないので、オンラインでスペインのフラメンコ修業を毎日のようにやっていました。今まで画面を通した感動をなめていたところがあったけれど、講師の先生たちの情熱と愛が伝わって来て、電気的なものを通して伝わってくる真実ってあると思わされました。世界が近くなった実感と感動があります」と明かした。

また、志田は「楽しいシーンもあるけれど、シリアスなシーンも多くて、そんなシリアスな場面でおなかが鳴ったりして、ほのぼのした気持ちで撮影が進んでいます。ある撮影中に父親が見学に来てくれて、こんな機会はそうないと思ったのでうれしかったです」と家族とのエピソードも披露し、中尾も「第9話でとてもいいシーンがありますが、僕のおなかが鳴ったことがあります。それすらも受け入れてくれる(笑)。シーズン2ならではの楽しい現場です」と語り、さらに「小学1年生になった息子がいるので、たまに学校の先生から『お父様ですか?』と電話がかかってきます。そんな時に親を実感する瞬間があって、面談とかやるたびに、大人にならなければと思わされることが増えました。息子も『監察医 朝顔』を見ているので、父親として何か与えられるのではないかと思いました」と親としての顔をのぞかせた。

「刑事役ですが、笑いのある、気が抜けるような一瞬もあるので、そんなところも見てほしいです」という森本は、「前作ではジャニーズJr.の肩書がありましたが、CDを出しまして、今回はSixTONESとなりました。そこが一番の変化です。メンバーからは、2クールもやるなんてうらやましいと言われ、みんな僕に嫉妬していました」とうれしそうに話し、笑顔を見せた。

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