中国の高齢者、10万人超が一日中スマホ ネット生活調査

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中国の高齢者、10万人超が一日中スマホ ネット生活調査

河南省鄭州市のショッピングセンターの入り口に掲示された2次元バーコードをスマートフォンで読み取る市民。(2月19日撮影、鄭州=新華社記者/李安)

 【新華社北京10月26日】中国のニュースアプリ「趣頭条(Qutoutiao)」はこのほど、60歳以上の高齢者のインターネット利用状況や好みを調査した国内初の報告書「2020高齢者インターネット生活報告」をニュースサイトの「澎湃新聞」と共同で発表した。全国で10万人以上の高齢者がスマートフォンで一日中インターネットを使用しており、極めて孤独な生活状態であることが分かった。

 中国のネット利用者は今年6月時点で9億4千万人に上り、うち60歳以上は10.3%を占める。モバイルインターネットを利用する高齢者アクティブユーザーの規模は約9600万人とみられ、スマホは既に高齢者の日常生活に欠かせない情報取得や娯楽の手段になっている。スマホを通じて得る情報やショート動画、小説、ミニゲームなどの娯楽は、高齢者の日々の孤独感を和らげるだけでなく、精神生活を支える重要な役割を果たしている。

 同報告によると、60歳以上の高齢者ユーザーのうち男性は48.2%で女性は51.8%。51.1%が一線都市(北京市、上海市、広州市、深圳市)と二線都市(省都など地方の中核都市)に住み、48.8%がそれより規模の小さい三、四、五線都市で生活している。午前5~7時にインターネットを使い始める人が多く、アプリの利用は午前9時にピークに達し、その後下落することも分かった。