ベラルーシ、全国スト実施か 反体制指導者が呼びかけ

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ベラルーシの反体制派指導者スヴェトラーナ・チハノフスカヤ氏は25日、全土でのストライキを26日から実施するよう呼びかけた。国民らのソーシャルメディアへの投稿からは、ストライキがすでに始まったことがうかがえる。

25日には11週連続で日曜日のデモ行進があった。警官隊は参加者らに向け、閃光発音筒を発射するなどした。

ベラルーシでは8月の大統領選で不正があったとして、勝利宣言をしたアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の辞任を求める抗議行動が全国に広がっている。同大統領は26年間、政権を握り続けている。

大統領選の主要対立候補だったチハノフスカヤ氏は今月13日、避難先のリトアニアから、ルカシェンコ大統領に対して辞任を求める最後通告をした。応じない場合は、ストライキが発生すると迫っていた。

チハノフスカヤ氏は25日、「政権は今日また、暴力を振るうことしかできないとベラルーシ国民に示した」、「そのため明日10月26日、全国ストライキが始まる」とソーシャルメディアに投稿した。

独立メディアTut.byに投稿された動画には、空っぽの工場や、学生らが大学を後にしている様子が映っている。

25日のデモ行進には数万人が参加。映像によると、首都ミンスクルの独立広場で、ルカシェンコ大統領の公邸に向かおうとしていた参加者らが、警官隊が発した閃光や大きな音の中を逃げ回った。

人権団体ヴェスナは、25日のデモで200人以上が拘束されたと述べた。

デモはミンスク以外の各都市でも開かれ、参加者の多くが反体制派の赤と白の旗を振り、「ストライキ」と唱えながら行進した。


ベラルーシの内相はロシア・タス通信に、ミンスクで日暮れになっても大群衆が行進を続けたため、暴動を制御するための武器を使用したと述べた。

別のロシアの通信社は、機動隊がゴム弾を発砲していたと伝えた。

治安部隊はミンスク中心部の道路を封鎖し、放水銃を用意した。

(英語記事 National strike is on, Belarus opposition says