「承久の乱」描いた絵巻再発見

80年ぶり、京都文化博物館

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約80年ぶりに見つかり、報道陣に公開された「承久記絵巻」巻5(部分)=京都市の京都文化博物館

 後鳥羽上皇が鎌倉幕府を打倒しようと挙兵した1221年の承久の乱を描いた「承久記絵巻」が約80年ぶりに見つかり、26日、報道陣に公開された。発見した京都文化博物館によると、承久の乱の一連の経緯を描いた絵巻としては現存する唯一のもので、所在不明になっていた。

 絵巻は紙質や画風から江戸時代初期に描かれたものとみられ、全6巻。長さ12~16mで、北条義時が鎌倉御家人を集める場面などが描かれている。

 1939年4月に恩賜京都博物館(現在の京都国立博物館)の展覧会に出された後、所在不明に。今年1月、個人が所有していることを京都文化博物館の長村祥知学芸員が確認した。