バス釣り聖地・土浦の必釣ポイント&攻略ルアーをセンドウ兄弟が大公開!

土浦はバス釣りのメッカ・霞ヶ浦の玄関口。東京から電車1本でアクセスできるし、土浦駅の徒歩圏内だけでも有望スポットが盛りだくさん。まさに聖地と呼ばれるだけはある。今回はそんな土浦で投げたいおすすめルアーとポイントを大公開! ガイドはカスミ周辺をホームレイクとするセンドウ兄弟のおふたりです!

案内は土浦在住&元在住のセンドウ兄弟!

【Profile】
アニキ(センドウ・アキラ)
妥協無きハイスペックロッドを生み出し続けるロッドブランドseditionの親玉。ロッドの業務、アングラーとしての活動、ガイド業務などなど、忙しなくこなしながら、一人娘を育てるという、アメリカンムービー的タフガイライフを送る叙情派アングラー。

【Profile】
ニンジャ(センドウ・タカシ)
自身プロデュースの新製品、ハードコアミノーフラット130F & 130SP(デュエル)が遂に発売。プライベートでは、コロナウィルスによる外出自粛期間を有効活用し15kg以上の減量に成功。琵琶湖ガイドも随時受付中デス!

土浦周辺の【バス街ック天国】はこちら

土浦のおすすめポイント【1】備前川

小規模河川。川スジはコンクリートの三面護岸。ここでの釣果はベイトの量に比例するので、ベイトが入ってないと釣れないこともある。だが爆発もあり、年によってのムラがある。河口付近は比較的深さがあるが、常にプレッシャーにさらされている鉄火場だ。

アニキ「魚が回ってくる場所なんだけど、いつも誰でも釣れる場所じゃない。あとは丁寧にやれるかどうか」

ここではアニキにヒット!プレッシャーの高い備前川河口域で繊細にやりきった証(あかし)と言える。

…が、ニンジャは大人気なく「小さい、小さい」とジェスチャー。

アニキ「ボトムに折れ枝や岩が沈むシャローで、根がからないように、でもボトムを丁寧にかわしていくように。ルアーはヤマセンコー5インチ。宮崎(友輔)プロが霞ヶ浦でひとつやりきるならヤマセンコー4インチ、5インチと言ってたので(笑)」

土浦のおすすめポイント【2】大岩田

霞ヶ浦総合公園から花室川までの本湖湖岸。水門はスーパーハイプレッシャーだが、確実にバスはいる。風が当たりベイトが寄せられるタイミングは、巻きでバスが拾えることもある。全体的に非常に浅い場所なので、アプローチは慎重に。粘るよりサーチが吉!?

お次はニンジャ! 大岩田のボトムがゴロゴロした水門前、ネコリグのズル引きに反応あり!

ニンジャ「普段からプレッシャーの高い場所で、先行者がいたのでいつもより丁寧に。バイトは極小! けっこう送り込んだけど、上顎センターの良いとこに掛かってた。きちんと食ってなかったら追い食いさせようと。テンションをしっかり掛けてスイープに」

プレッシャーの高い水門前で39センチの大ヒットだ。

ニンジャ「正直キャットだと思ってました。食った後の突っ込みがめちゃキャットっぽかった。キャットハンターの定番スポットだし」

まだまだあるぞ! 土浦のバス釣りおすすめポイント

土浦のおすすめポイント【3】境川

新川と河口を隣とする小規模な河川。基本的に水深が浅く、両岸ともコンクリートのチョコレートブロックがある。水門やヘラ台を狙っていくのだが、プレッシャーは高い。水量に釣果が左右されやすく、雨後の増水時には爆発もある。歩きながら巻いていくのも面白い。

土浦のおすすめポイント【4】桜川

土浦エリアだけでなく霞ヶ浦としても最大の流入河川。全体的に水深は浅い。かなり上流までバスはいる。土浦エリアでは、河口付近や各橋が狙い目。小さい変化にバスがつきやすい。メジャーなポイントは人が多いが、無人のエリアも数多い。

土浦のおすすめポイント【5】花室川

土浦近隣トップ級に人気のバスリバー。河口付近はコンクリート護岸だが、それより上はナチュラルバンクが多い。変化が多いので、撃ちドコロは多い。流れのヨレや見えない沈みモノを狙っていきたい。ヤブ漕ぎポイントは多いが、ヘビやハチには注意!

センドウ兄弟の土浦おすすめルアーTOP5×2!

今回のヒットルアーは「ヤマセンコー」と「ブレーバー」

アニキのヒットルアーは上段、ヤマセンコー5in(ゲーリーインターナショナル)。リグはノーシンカーワッキー。下段はニンジャ。ブレーバー5.7in(ボトムアップ)のネコリグだ。以下に詳しく見ていこう。

ヤマセンコー(ゲーリーインターナショナル)【アニキおすすめ】

アニキ「まず、よく釣れる(笑)。入手しやすいし、いろんな使い方ができる。ノーシンカーも使うしネコリグ、ワッキー、フリーリグ…マルチだね。4inと5inをメインに」

デスアダー6インチ(デプス)【アニキおすすめ】

アニキ「飛距離命! そういう状況なら、それしかないよね。あとはウデでカバー。川の対岸とか、ちょっと沖目の杭とか余裕で届かせたいから。あとは実績が非常に高い。ヤマセンコーと双璧を成すルアー。

サイズは6in! でも5inでもいいよ。ノーシンカーが基本」

カットテール(ゲーリーインターナショナル)【アニキおすすめ】

アニキ「これも万能。ダウンショットだったり、ライトテキサスネコリグなど、ちょっとヤマセンコーより弱い感じ。ウエイトも軽めを選ぶ。ヤマセンコーとカットテールはシンカーとフック次第でどうにでもなるのがよい。」

スピナーベイト(ビーブル ※ニンジャ私物)【アニキおすすめ】

アニキ「スピナーベイトだったらなんでもいい。投げて巻くだけ。難しく考えない。ルアーを厳選するなら、万能なほうがいい。シングルフックだし根がかりもしづらいし、フォールもできるし、ヨコの釣りは得意だから手っ取り早い」

レッグワーム(ゲーリーインターナショナル)【アニキおすすめ】

アニキ「そうはいっても不安になる人のために(笑)。ルアーが小さくないと釣れる気がしなくなったときのため。サイズは、どっちもだね。2.5inが多いかな…安いし。リグは軽めで、ダウンショットやキャロ、フリーリグ…なんでもできる」

ブレーバー5.7インチ(ボトムアップ)【ニンジャおすすめ】

ニンジャ「ネコリグで使用。ネイルシンカーは0.9〜2gくらいで、カバーが少なければマス針むき出しで、カバーならカバーコンタクトフック1/0を使う。フォール、ズル引き、場所によってはスイミングで」

ノイズィー105F(デュエル)【ニンジャおすすめ】

ニンジャ「朝イチ、夕まずめなどの高活性バスを狙う。本湖の護岸をただ巻きでテンポ良く探っていく。また水門などのピンスポットではネチネチと誘う。ショートバイトが多いので、ミスバイトしたらステイで再びバイトを待つ」

フラット130F(デュエル)【ニンジャおすすめ】

ニンジャ「風が吹いてベイトが寄せられているときに使うのが吉。飛距離を活かして広範囲にただ巻きで巻いていく。水深2m近くまで潜らせられるが、ロッドを立てると水面下30cmを引いてこれるので浅場はこれで対応」

ベビーブラッシュホッグ(ZBC)【ニンジャおすすめ】

ニンジャ「テキサスやダウンショット、リーダーレスダウンショット、フリーリグ、キャロ…などさまざまなリグで。ザリガニ系のベイトが多そうな場所ならどこでも。グリパンなど王道の色で。ラメ入りはあまり使わない」

ファットイカ(スミス・ゲーリーヤマモト)【ニンジャおすすめ】

ニンジャ「ノーシンカーバックスライドセッティングで使います。土浦近郊は水深浅いカバーが多いので、比較的ライトなカバーはコレでやりきる場合が多い。普段はフロロの14lb前後だけど、ガシャいところはPE4号で」

追伸:土浦おすすめの「お土産」

写真右、ニンジャが買い込んだのは納豆だ。

ニンジャ「プライベートブランドだけど、なんとだるま食品製。納豆嫌いでもコレだけは食える人も…。豆の密度がスゴい」

左は、泣く子も黙るラッキーマヨネーズの丸和油脂謹製。どちらも桜川近くの「コープつちうら」にて購入。

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