「我々はパンデミックの制御はしない」アメリカ大統領首席補佐官、新型コロナめぐる発言に物議

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「我々はパンデミックの制御はしない」

マーク・メドウズ大統領首席補佐官の発言が物議を醸している。

発言があったのは、10月25日のCNNの番組「State of the Union」。

司会役が、マイク・ペンス副大統領の側近が新型コロナウイルスの陽性反応が出たにも関わらず、ペンス副大統領は遊説を続けていることの是非を追及。

メドウズ氏は、ペンス副大統領が喋る際以外はマスクをしているなどと反論した後、「これが私たちがしなければならないことだ」と前置きした上で、次のように述べた。

「我々はパンデミックの制御はしない。ワクチンや治療法、その他の緩和策があるという事実こそコントロールするのだ」

司会役から「なぜアメリカはパンデミックを制御しないのか」と問われると、メドウズ氏は「コロナはインフルエンザのように直接感染するウイルスだからだ」と説明。

トランプ政権が「コロナを封じ込める努力はしている」と強調し 続けて「私たちがする必要があるのは、治療にせよワクチンにせよ、人が死なないようにするための適切な軽減・緩和要因を保持するようにすることだ」と述べた。

ジョンズ・ポプキンス大学によると、アメリカではこれまでに、22万5000人以上が新型コロナによって死亡している。

メドウズ氏の発言に対して、Twitter上では「彼は気が動転しているのではないか」「何もしないという選択肢はない」などと批判の声が広がっている。

民主党の副大統領候補カマラ・ハリス氏も、ABCニュースの取材で「敗北を認めているものだ」と指摘。

「トランプ政権は、新型コロナという危険で膨大な死者や犠牲を伴う出来事を通じて、国を率いる責任を果たすことに失敗した」と批判した。