独、小規模ロックダウン検討 英は厳格な制限エリア拡大

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[ベルリン/ロンドン/マドリード/モスクワ 26日 ロイター] - ドイツのメルケル首相が国内の新型コロナウイルスの感染第2波抑制に向け、バーやレストラン、公共イベントの閉鎖に焦点を当てた小規模なロックダウン(都市封鎖)を計画していると、独紙ビルトが26日報じた。

報道によると、同措置では感染者が特に多い地域を除き、小売店は一定の制限下で営業を続けるほか、学校も閉鎖されない。

これに先立ち、メルケル首相の報道官はこの日、メルケル首相と16州の首相が感染拡大抑制に向けた追加制限措置導入を巡り週内に決定すると発表した。

政府関係者は、ビルト紙が報じた「ライト版ロックダウン」のような措置では十分ではない可能性があり、州首相などはより厳格な制限措置に合意する必要があると述べた。

26日に確認された感染者数は8685人に達した。

政府筋によると、メルケル首相はロックダウン(都市封鎖)再導入の回避を目指しているが、感染状況は「非常に深刻」とし、追加制限措置を実施しなければ、1日当たりの感染者数が来週に3万人に達する恐れがあるとの見通しを示している。

他の欧州主要国の状況はより深刻となっている。英国の過去1週間の新規感染者数は15万3483人と約25%増加。死者数は1272人と前の週から50%増加した。

感染抑制に向け、英国では最も厳格な制限措置エリアが拡大され、約800万人が対象となった。

英保健当局によると、イングランド北西部のウォリントンが27日0001GMT(日本時間午前9時01分)から、イングランド中心部のノッティンガムとその近郊が29日から最も厳格な「警戒レベル3」に分類される。イングランド北部以外のレベル3は初めて。

また、フランスでは25日、過去24時間に確認された新規感染者が5万2000人超となった。

仏政府は既に、パリを含む主要都市を対象に夜間の外出禁止令を出しているが、行動制限の一段の強化が必要か現在検討している。

スペイン中央政府も前日、全土に再び非常事態を宣言。カナリア諸島を除く全地域で、11月9日まで夜間の外出が禁止される。政府はさらに、非常事態宣言を今後半年間維持する方針を議会に承認するよう求める。

ロシアでは26日、新規感染者数が1万7000人超と、これまでで最多を記録した。

ぺスコフ大統領報道官は「状況は極めて深刻」で、コロナ感染が首都モスクワを超えて拡大し始めており、連邦および地方政府による積極的な支援が必要となる可能性があると警鐘を鳴らした。

*内容を追加しました。