東西南北

©Nikkey Shimbun

 ハロウィンもまだ終わっていないのに、サンパウロ市セントロの3月25日通りや市内の各ショッピングセンターではもう、クリスマス商戦がはじまっている。場所によってはもうクリスマスツリーが飾られているし、パネトーネも店頭に並びはじめて久しい。例年よりもかなり早い展開だ。関係者はその理由を「年末ができるだけ混まないようにするためだ」と語る。やはり、コロナ禍ゆえに、クリスマス間近の人混みを避けたいところか。ちょっと早すぎる気もするが、今年はもう開き直って、例年より長いクリスマス気分を味わうのもいいかもしれない。ただ、サンタクロースの子供との接触も今年は控えめになってしまうかも。
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 11月に行われるサッカーのW杯南米予選の試合の招集メンバーが、23日に発表された。10月の2試合は相手が格下のボリビアとペルーということもあってか、かなり思い切った若手の選出が目立った。その一方で、キーパーのアリソン、ボランチのアルトゥール、フォワードのガブリエル・ジェズスら、本来のレギュラー・メンバーが故障なども癒えて戻ってきた。11月14日は本拠地でのベネズエラ戦だが、17日の敵地でのウルグアイ戦がひとつの山場だ。
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 25日未明、サンパウロ市東部シダーデ・チラデンテスの路上で、半裸の女性斬首体が見つかった。巡回中の軍警が通報を受けて現場に着いたのは朝になってからで、遺体は法医学研究所に回収された。頭部が見つかったかは明らかにされていない。市警が捜査に当たっているが、26日現在も女性の身元は確定できていない。インターネット上には男性が遺体を放棄する映像も流れているが、犯人は見つかっていない。残忍性ゆえ、気になる事件だ。