「スマホ交流楽しんで」 東京のNPOが芦北町で操作法教室

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NPO法人「BHNテレコム支援協議会」が取り組んでいるスマートフォン教室=芦北町

 NPO法人「BHNテレコム支援協議会」(本部・東京)の熊本事務所(熊本県嘉島町)が、7月の豪雨で被害を受けた芦北町で、住民の支援に取り組んでいる。高齢者らにスマートフォンの操作法を教える教室を開いているほか、同町女島の建設型仮設住宅近くにある公共施設にパソコンやプリンターを設置し、被災者が利用できるようにする。

 情報通信技術(ICT)を活用した被災者支援に取り組む同NPOは熊本地震後、益城町などで仮設住宅の集会所にパソコンを提供している。

 スマホ教室は10月にスタートし、月2回ほどのペースで開催。自宅が床上浸水した湯治清さん(82)=同町湯浦=が、改修した自宅の一部を会場として提供し、10人ほどの住民がウェブサイトの検索方法などを学んでいる。

 「新型コロナウイルス禍で人と会う機会が減っている中、スマホやパソコンは有効な交流手段になる。ゆっくりと楽しみながら活用できるようになってほしい」と同事務所の色見高司センター長(79)。

 同NPOは今後、八代市や人吉市、球磨村でも被災者の支援を予定している。(山本文子)