商品2億円分の虚偽注文 不正アクセス疑いで長崎県警、女を逮捕 以前の勤め先に「恨み」

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 以前勤務していた会社のIDやパスワードで大手通販会社のサイトに不正にアクセスし、約2億円分の商品を虚偽に注文して業務を妨害したなどとして、長崎県警サイバー犯罪対策課などは26日、不正アクセス禁止法違反や偽計業務妨害などの疑いで、長崎市宿町、無職の女性容疑者(32)を逮捕した。
 逮捕容疑は5月10日から同11日までの間、自身のスマートフォンを使い、勤務当時に教えられたIDとパスワードで通販サイトに計5回不正アクセス。さらに15回にわたり、ギフトカタログセットや文房具、事務用品、医療用ベッドなど計約1200点(約2億260万円分)を購入するとの虚偽の注文をし、注文取り消し作業などを余儀なくさせ大手通販会社の業務を妨害した疑い。勤務していた会社に通販会社側から注文確認のメールが届き発覚。約40万円分の商品は注文取り消しが間に合わず、元の勤務先が買い取ったという。
 容疑者は在職時、この通販サイトで事務用品を発注する業務などを担当し、昨年末に退職。動機について「(勤務していた会社に)恨みがあった」と供述しているという。