2会場で多彩な催し 白狐がモチーフ「ユダ・カーニバル」 11月1日

▲オリジナル ロゴ

 「白狐の湯」の名で親しまれる湯田温泉。その湧出に感謝し、例年4月に開催される白狐をモチーフにした「湯田温泉白狐まつり」の代替イベントとして、11月1日(日)の午前10時から午後4時まで井上公園(山口市湯田温泉2)と湯田自動車学校(山口市葵2)の2会場で「ユダ・カーニバル~化かされにおいでん祭」(湯田温泉旅館協同組合主催、山口市後援)が開かれる。

 井上公園では、①グルメイベント「唐揚げキングダム」(午後3時まで)②新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の登録推進キャンペーン③ステージイベント「シンガーソングライターちひろさんのショー」「白狐マスクオーケストラ・ビッグバンド演奏」④コスプレで白狐になろう⑤白狐面色塗りワークショップ、が開催。また当日午後3時まで、湯の街ワイン通り実行委員会が主催するワインの飲み比べイベント「ボトルドリームス」も合わせて開催される。

 一方、湯田自動車学校では、①コーヒーとパンのフェア②まんじゅう、ハーブソルト、弁当など湯田温泉にちなんだ商品の販売③新モビリティー小型EV体験試乗④電動原付バイク「グラフィット」の競技会と安全運転講習会⑤ドローンのデモ飛行、体験操縦⑥鉄道模型の展示、運転体験、グッズ販売、SL「やまぐち」号の発着シーン空撮中継、などがある。

 会場では、検温を受けるとオリジナル缶バッジがもらえ(先着1000人)、以降は検温の必要がなくなる。さらに、井上公園から入場すると先着1000人に湯田自動車学校会場で使える100円クーポンがプレゼント。来場者が偏らず、3密にしない工夫もされる。また、両会場で販売されるちひろさんのCD「湯田温泉にKON来ん?」、「ユダ王国オリジナルエアマスク」販売などの売り上げの一部は、東京2020オリンピック出場に内定した大野将平選手、石川佳純選手への寄付も予定されている。

 

白狐マスク・ネオ

▲白狐マスク・ネオ

 2019年度、山口県が地域資源を生かした魅力ある観光地域づくりのために創設した「ツーリズム振興補助金事業」。この事業を活用して実施された観光キャンペーンを契機に「白狐マスク・ネオ」が誕生。ベネチアンマスクのアイマスクで白狐と温泉を表現し、お祭りで身に着けることでSNSなどでの発信力を強化する目的で企画された。今回の祭りでは、白狐マスクオーケストラの演奏者が身につける。

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