生配信トークイベント「さまぁ~ず東京」が地上波放送

10月からスタートした、さまぁ~ずによる月1回開催のオンライントークライブ「さまぁ~ず東京」。10月18日に行われたライブの模様が、70分の内容を30分に凝縮した特別番組として、テレビ東京で10月27日(深夜2:05)に放送される。

視聴者とテレビ局との新たな関係を模索する同局が、東京・東池袋のMixalive TOKYOを舞台にさまざまなオンラインイベントを開催する中、「モヤモヤさまぁ~ず2」(日曜午後9:00)でも長くタッグを組むさまぁ~ずと生配信でのトークイベントを企画した。

その初回の一部を地上波で放送することについて、三村マサカズは「これ生配信したものを丸々70分放送しちゃったらね、『なんで、チケットわざわざ買ったんだ!』ってことになるから(笑)」と早速鋭くツッコむ。そして、オンラインだけではなく、少人数ではあるものの久しぶりの客前でのトークということで、三村は「限られた少人数のお客さんでしたけど、いてくれたから気持ちがのれたなって。話すネタがないって言いながら、お客さんの前で舞台立つとアドレナリンが出るんですかね?」と心情を告白。大竹一樹も「やっぱりいいですね。お客さんの前は。楽しい!」と同意した。

トークライブは70分間が短く感じるほどの盛り上がりを見せたが、「俺は話を組み立てて話すタイプじゃないから、今日70分埋まるのかなって心配してたんですけど、大竹さんがいっぱい話すことあった(笑)」と振り返る三村は、「大竹さんと話す配分を打ち合わすこともしてないから、大丈夫かな? と。そうしたら、大竹さんが結構プライベート充実されてて…」と大竹に振ると、「してないよ! 充実されてませんけど?(笑)」とすかさず返答。「やっぱりテンション上がっちゃってねぇ」「まあ、お互いいい配分で行けたのかなと」と2人とも満足げな表情を浮かべた。

即興コントやロケ企画なども盛り込まれた内容について、「即興コントは、あのくらいのクオリティーでよければいつでも(笑)」と、三村はやや苦笑い。しかし「だから今後、作家やディレクターが仕掛けてくるんじゃないですか、いろいろと。紙芝居やれ、とか何でもやりますよ」と意欲を見せると、大竹は「お互い、一人一人のロケにはまた出るんでしょうね」と予想。それに対し三村が「俺は今回、行きたいところ行ったので。もうやりたいことは今のところないです」と答えると、「下手したら、今後、三村さんはロケ行かないつもりです。しまいには『2人でロケ行く?』って言いだしちゃったり(笑)」と今後の展開に期待を寄せた。

ただ、反省点もあったようで「例えば……即興コントの1本目とかね。あれはやりながらフワッとしましたからね。あれは地上波放送じゃカットですね」と三村が振り返ると、大竹は「収録だったら絶対放送されないです(笑)。生配信のいいところは、放送ならカットされているやつも見られるっていうとこですかね」と話し、ライブと放送版との違いも実感したようだ。

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