南アフリカ代表主将を殺害か、容疑者5名が逮捕

南アフリカ代表の主将を務めていたGKセンゾ・メイワは、2014年10月26日にヨハネスブルグで殺害された。

当時27歳だった彼は、ガールフレンドであった歌手ケリー・クマロの家に滞在していたところ、侵入してきた複数名の人物によって頭部を撃たれた。

当時の報道によれば、犯人はセンゾ・メイワに携帯電話を要求した後、すぐに頭部に向けて発砲したとのことだった。

わずか2週間前に国際親善試合でゴールマウスを守っていた守護神の死は南アフリカに衝撃を与えた。

それだけの事件にもかかわらず、その犯人は長らく発見されなかった。

複数回この事件に関与したとされる人物が拘束されたものの、証拠が不十分であったことから釈放となり、結局真犯人はまだ見つかっていない。

しかし今回『L'Equipe』によれば、南アフリカ警察は月曜日にこの事件の犯人と思われる5名の人物を逮捕したと発表したそう。

事件から4年が経過した2018年、未解決事件を担当するユニットが調査を引き継ぎ、容疑者を逮捕できるだけの証拠をようやく収集することに成功したとのことだ。

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南アフリカ警察大臣のビェキ・セレ氏は記者団に対して「5人の容疑者が今朝逮捕された。ただ調査はまだ進行中であり、他の犯人がいることを否定はできない」と語ったとのこと。

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