再生インクでキヤノン提訴

「仕様変更は販売妨害」

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キヤノンを提訴し、記者会見する「エコリカ」の宗広宗三社長(中央)=27日午後、大阪市

 プリンターのインクカートリッジの仕様を変えてリサイクル品の販売を妨げたのは違法だとして、リサイクル品を製造・販売する「エコリカ」(大阪市)は27日、キヤノンに仕様変更の差し止めと3千万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴した。

 訴状などによると、エコリカはキヤノンの使用済みインクカートリッジを家電量販店などで回収した上で、インクを再び注入し純正品より安価で販売してきた。

 キヤノンは仕様を変更。インクを再注入してもプリンター上で「インクなし」と表示され、リサイクル品の製造や販売ができなくなった。

 キヤノンは「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。