ジャパンハウスすでに再開=衛生強化、段階的に営業拡張

©Nikkey Shimbun

19日生配信で再開について話すクルッグ館長とナターシャ企画局長

19日生配信で再開について話すクルッグ館長とナターシャ企画局長

 20日(火)、聖市のジャパンハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)が再開された。政府衛生局が示す感染対策ガイドラインを遵守した上で、サンタクルス病院の感染症課へ指導を依頼して更なる安全強化へ取り組んでいる。
 前日の19日には、ユクルッグ館長やナターシャ・バルザ・ギジェネン企画担当局長が出演して再開する20日から展示が始まる「トモ コイズミ幻想的な宇宙」展や「ヤポネシア(JAPONESIA)」展の解説と施設の対策への取り組みを説明した。
 段階的な再開を予定しており、第一段階となる20日からの営業時間は火曜日から日曜日の11時から17時の間で営業。定員数を通常の60%までに制限し、来館は予約専門サイトからの事前予約か先着順でのみ入館が可能。入場料は無料。
 入口では検温、70%以上のアルコールジェルや、消毒マットを設置し人間距離を保ちながらの入館となる。また以前は共通だった出入り口を入館者と退館者の交差を防ぐために出口専用玄関を設けているという。

JHエントランス前には案内や消毒液を設置。右側に出口専用玄関も作られた。

JHエントランス前には案内や消毒液を設置。右側に出口専用玄関も作られた。

 クルッグ館長はニッパク紙への取材で「この数カ月間、JH営業再開の準備のため奔走しました」と再開までの道のりを振り返える。
 休館の間に始まった日本文化をオンライン発信する取り組み「#JHSPONLINE」は、今後も続けて行く予定。
 クルッグ館長は「当館はただの一組織ではなく、今日の日本の姿をブラジルに伝える日本の飛び地として、橋渡しをしていきたい」と語る。
 20日の開館と同時に2つの展示企画も始まった。1階では若手デザイナー小泉智貴氏の「トモ コイズミ幻想的な宇宙」展を21年1月10日まで開催。本展のために特別制作された3点を含む13着が展示される。
 2階では写真家・石川直樹氏の『ヤポネシア(Japonesia)』展が1月3日まで開催される。中南米でも初めてとなる同氏の展示に際し、作品案内音声の原稿を石川氏自らが執筆。作品制作課程や様子を通じその土地への思いを馳せる事ができる企画となっている。
 両展示ともに入場無料。JH来館事前予約については予約専用ページ(https://agendamento.japanhousesp.com.br/)から予約できる。