『スピード』『マトリックス』『ジョン・ウィック』という大ヒット作でスターの座に上りつめたキアヌ・リーブスの原点というべき伝説のコメディ『ビルとテッド』シリーズ（1989年～）。 第二作『ビルとテッドの地獄旅行』（1991年）から29 年ぶりに製作された最新作『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！』が2020年12月18日（金）に緊急公開することが決まった。

愛すべき高校生コンビの時空を超えた大冒険！

キアヌ・リーブスとアレックス・ウィンターが主演を務める『ビルとテッド』シリーズは、ロックスターに憧れる愛すべきカリフォルニアの高校生コンビ＜ビルとテッド＞が世界を救うため、電話ボックス型タイムマシンに乗って時空を超えて冒険を繰り広げるコメディ。製作陣や役者たちが全力で楽しんで映画を作っていることを感じられる、今もなおカルト的な人気を誇る作品だ。

29年の時を経て製作された最新作『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！』では、ミュージシャンになっても変わらずに少年の心を持ち続ける二人が、「世界を救えるのは君たちの歌だけだ」と告げられ、再びタイムマシンに乗って時空を駆け回る。「世界を救う音楽」を完成させるため、モーツァルトやルイ・アームストログ、ジミ・ヘンドリックスなど、伝説のミュージシャンたちを集めて歴史上最強のバンドを結成しようと、ビルとテッドの娘たちや、旧友たちと共に過去へ未来へ時空を駆け巡る！ どうなる地球、どうなるビルとテッド！果たして、この世界を＜音楽＞で救うことはできるのだろうか……というあらすじだ。

監督はカルト的人気を誇る『ギャラクシー・クエスト』（1999年）のディーン・パリソット。前2作に引き続き、脚本はエド・ソロモンとクリス・マシソンが手がける。ビルの妻ジョアンナを『glee／グリー』でエマを演じたジェイマ・メイズ、ビルの娘セアをサマラ・ウィーヴィング、テッドの妻エリザベスにはエリン・ヘイズ、テッドの娘ビリーをブリジェット・ランディ＝ペインが演じる。ウィリアム・サドラーが引き続き、死神グリム・リーパーを演じる。本人役で米人気ラッパーのKid Cudiも登場する。

“全人類の心が一つになる”という団結がテーマ！

そして、今回解禁となった特報映像は、クールなエレキギター音から始まり、キアヌとアレックスからファンに向けた貴重なコメントが収められています。30年コンビを組んでいるとだけあって、映画から飛び出たような2人の息の合った間合いにも注目だ。その後は、「世界の運命は 2人のミュージシャンに託された!?」というテロップ・ナレーションとともに、タイムトラベルするビルとテッドの姿や空にすっぽり穴が開いたように現れる怪しげな巨大空間などが垣間見えるほか、披露宴の場で唸り声のような歌と不思議な音色のするテルミンの演奏を真剣な面持ちで披露し満足げにハイタッチする2人と、あきれ顔の出席者たちのギャップに思わず笑ってしまう内容となっている。

新型コロナウイルス感染拡大が続く中で本作が公開されることについて、テッド役のキアヌ・リーブスは「“全人類の心が一つになる”という映画で描かれるテーマは、まさに今僕らに必要なことなんだ。」とコメントを寄せ、相棒のビル役のアレックス･ウィンターは「『ビルとテッド』は、ずっと団結をテーマにしてきた。“ひとつになって”何ができるかということをね。」と語る。仲良しコンビは私たちを笑顔にさせてくれること間違いなし！ 二人の筋骨隆々のレアな姿もお見逃しなく。

『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！』は、 2020年12月18日（金） TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開