プログラミング技術 長崎県島原市がコンテスト 田上君(長崎南山小4年)1位

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作品のルールや遊び方を紹介する田上君(左)=島原市役所

 プログラミングへの興味と技術を高めてもらおうと、長崎県島原市在住の小学生を対象にしたコンピューターゲームなどの開発コンテストがあり、1位に長崎南山小4年の田上博一君(10)の作品「ドキドキ!数字合わせ」が選ばれた。田上君は「プロゲーマーになって、将来はプログラムの先生になりたい。夢に近づいた」と受賞を喜んだ。
 小学校では2020年度、プログラミング教育が必修化された。これを受け、プログラミングを通し論理的思考や想像力、問題解決能力を身に付け、さまざまな分野で活躍できる人材の育成につなげようと、同市が初めて開いた。
 コンテストには、子ども向けのコンピュータープログラミング教育を手掛ける「CA Tech Kids」(東京、上野朝大社長)が協力。16年度から同市が実施するIT企業への職員派遣研修事業が縁で、同社が昨年11月、コンテスト開催を提案し実現した。
 7月1日~8月31日に募集。38人から応募があり5作品が受賞した。1位に輝いた田上君の作品は、60秒の制限時間内に、画面上に示される決められた数字で足し算と引き算を繰り返し、定められた数に合わせる内容。残り時間が10秒になると画面が点滅し、プレーヤーにプレッシャーを与える工夫もある。田上君は、島原市で開かれているプログラミングスクールに通っている。
 25日に同市役所であった表彰式では、インターネット中継で参加した上野社長が「プレーする人の気持ちを想像し、考え抜かれたゲーム。BGMや画面の点滅などスリルを追求している」と講評した。