WSのMVPは打率.400、2本塁打のシーガー LCSから連続受賞!

2020年のワールドシリーズはドジャースが4勝2敗でレイズを破り、1988年以来32年ぶり7度目となる世界一を成し遂げた。MVPには打率.400、2本塁打、OPS1.256の好成績でドジャース打線を牽引したコリー・シーガーが選出。同じ年にリーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズのMVPを連続受賞するのは史上8人目の快挙となった。

リーグ優勝決定シリーズの7試合で打率.310、5本塁打、11打点、OPS1.230の猛打を見せ、MVPに選出されたシーガーは、ワールドシリーズでも好調を維持。第1戦は無安打ながら3つの四球を選び、第2戦は1号ソロを含む2安打1打点の活躍を見せた。第3戦で1安打を放ったあと、第4戦では2号ソロを含む4安打2打点の大暴れ。第5戦は初回に先制タイムリーを放ち、世界一を決めた第6戦は無安打ながら一塁ゴロ(記録は野選)で決勝点を叩き出した。

同じ年にリーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズのMVPを連続受賞するのは、1979年のウィリー・スタージェル(パイレーツ)、1982年のダレル・ポーター(カージナルス)、1988年のオーレル・ハーシュハイザー(ドジャース)、1997年のリバン・ヘルナンデス(マーリンズ)、2008年のコール・ハメルズ(フィリーズ)、2011年のデービッド・フリース(カージナルス)、2014年のマディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)に次ぐ史上8人目の快挙。ポストシーズン18試合で打率.328、8本塁打、20打点、OPS1.171という素晴らしい活躍だった。

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