【新型コロナ】横浜で21人感染 南消防署の消防、救急隊員も

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は28日、10歳未満から80代までの男女21人の感染が新たに確認された、と発表した。うち重症、中等症が各1人で、19人は軽症または無症状。8人の感染経路が不明という。

 市によると、クラスター(感染者集団)が起きたカラオケ店を利用していた80代男性が陽性と判明。同店の感染者数は、計8人となった。

 小規模多機能型介護施設では、40代の女性看護師と利用者の50代女性が新たに感染。50代女性は基礎疾患があり、重症という。施設での陽性者数は職員4人、利用者3人の計7人となった。

 感染経路が判明している13人のうち、市立小学校に通う男児を含む7人は家庭内感染だった。

 市消防局は同日、南消防署に勤務する30代の男性消防隊員と、20代の男性救急隊員の感染を公表した。いずれも軽症で入院調整中という。市は現在、職場での濃厚接触者の有無を調査している。

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