コロナ時代のくつろぎと非日常楽しむ 横浜港拠点の新クルーズプラン発表

新港ふ頭の桟橋を拠点にチャータークルーズを始めるクルーザー=28日、横浜市中区

 「リザーブドクルーズ」のブランドで旅客船を運航するケーエムシーコーポレーション(横浜市西区)は、横浜港・新港ふ頭の桟橋(同市中区)を拠点にした新たなクルーズをスタートさせる。親しい人たちと少人数でチャーターできる多彩なプランを提案。コロナ禍だからこそ非日常の時間を安心して楽しめるクルーズの魅力をアピールする。

 同桟橋は9月にオープン。同社は今月28日、横浜港で運航する数隻のクルーザーを利用した新商品を発表した。目玉は大型クルーザーを貸し切りにし、老舗すし店「松乃鮨」(東京都大田区)の料理や飲料などがセットになったプラン。10人で100万円(税別)とし、120分間運航する。

 また、カップル2人だけでクルージングが楽しめるプランでは、新港ふ頭のホテル「インターコンチネンタル横浜PIER8」とのコラボ商品を近く販売。シャンパン飲み放題プランの本格展開も発表した。

 船内は消毒を徹底し、乗船前は運航スタッフがマスクや手袋を着用してもてなす。熊澤喜一郎社長は「クルージングを『ニューノーマル』(新常態)の一つと位置付け、チャータークルーズを安心して楽しんでほしい」と呼び掛ける。料金や運航時間などプランの詳細は、同社電話045(290)8377。

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