学校給食甲子園ベスト12 長崎県大村市中学校センター 地元食材「意欲的に調理」

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地場産品にこだわり、ベスト12に選ばれた大村市中学校給食センターの献立(同センター提供)

 地場産品を使ったおいしい学校給食日本一を選ぶ「第15回全国学校給食甲子園」(NPO法人21世紀構想研究会主催、文科省など後援)で、長崎県・大村市中学校給食センターの献立が全国ベスト12に選ばれた。担当した栄養教諭の佐田マキさん(47)は、「全国で認められるおいしい食材が地元にあることを子どもたちに知ってほしい」と話している。
 同甲子園は、食育や地産地消の推進を目的に毎年開催。今年は全国から1412件の応募があり、書類審査でベスト12を決めた。同センターの献立は▽なつほのかごはん▽干し大根とアスパラの彩り野菜の卵焼き▽茎わかめのじげもんきんぴら▽具だくさん田舎みそ汁-など。市内中学校で6月に提供された。
 このうち「干し大根-」は豚ひき肉でうま味をアップさせ、アスパラの彩りを添えたこだわりの逸品。1人分ずつ手作りしており、審査講評でも「(約3150食を作る)大規模調理場でありながら意欲的な調理をしている」と評価された。このほか、献立には可能な限り大村産食材を使うことを心掛けたという。
 今後、ベスト12の中から最優秀献立などが選ばれ、12月5日にオンラインで表彰式が開かれる予定。佐田さんは「質を落とさず作ってくれた調理員をはじめ、センター全体でこれまでの積み重ねがあったからこそ。これからも子どもたちがおいしく地場産品を食べられる献立を考えたい」と話した。