西海みずき信組 移動店舗車を導入 平戸、松浦で

11月2日に運用を始める移動店舗車=北松佐々町、西海みずき信用組合佐々支店

 西海みずき信用組合(長崎県佐世保市)は、車内で窓口業務を行う移動店舗車を導入した。支店がない平戸、松浦両市でのサービス向上が目的。11月2日に運用を始める。
 同信組は2018年に旧佐世保中央信組と旧長崎県民信組が合併して発足。合併と同時に平戸、松浦両市の支店を閉鎖した。現在、両市に最も近い店舗は佐々支店(北松佐々町)で、利便性の低下が課題となっていた。
 支店の代わりに、移動店舗車が両市に出向き、窓口業務を行う。入出金や個人向け融資相談などが可能。毎週月、水、金曜は松浦海のふるさと館(松浦市志佐町)、毎週火、木曜はひらど新鮮市場(平戸市岩の上町)で営業する。いずれも午前10時~午後3時。
 担当者は「地域のお客さまの相談にこまやかに対応していく」と話している。
 車の愛称を12月30日まで募集する。本店(佐世保市松川町)や佐々支店、ホームページなどから応募できる。

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