近大和歌山中学校1年生が海洋プラごみ調査でSDGs学ぶ

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和歌山市の近畿大学附属和歌山中学校の1年生が、きょう(29日)片男波(かたおなみ)海水浴場で海から漂着したプラスチックごみを拾い集め、海の環境保全やプラスチックのリサイクルによる、SDGs(エスディージーズ)・持続可能な地域社会の必要性を学びました。

飲み残しの入ったペットボトルを拾う男子生徒(10月29日・和歌山市・片男波海水浴場)

これは、近大和歌山中学校の総合学習「ふるさとチャレンジ」の一環として、海洋プラスチックごみによる海洋汚染の解決とプラスチックリサイクルによるSDGsの推進でこのほど連携協定を結んだ、和歌山市と花王株式会社の協力を得て行われたものです。

ごみ拾いはきょう午前10時からおよそ1時間あまりにわたって行われ、1年生187人が班に分かれてペットボトルや釣り糸などのプラスチックごみを拾っては、ゴミ袋に入れていました。

プラスチック製釣り糸を拾い上げる男子生徒

和歌山の海が好きだと話す男子生徒は「車などですぐにきれいな海に行けるのが和歌山の魅力です。ごみで汚さない取り組みを和歌山から海外にも発信したいと思います」と話していました。

花王リサイクル研究センターの齋藤明良(さいとう・あきら)さんは「子どもたちにリサイクルと海洋汚染の課題を学んでもらうきっかけにしてもらい、和歌山市との連携で海洋プラスチックリサイクルのモデルケースをつくりたい」と話しています。

和歌山市企画計画班の滝本智史(たきもと・さとし)事務副主査は、今後について「これまでボランティア団体などの協力で環境保全を学ぶ取り組みを行ってきたが、花王も加わったことで、市内のほかの学校にも輪を拡げられたら」と話しています。

なお、今回の取組みでは、和歌浦漁協の協力も得て、アサリの生息する干潟を再生するために、ツメタガイなどの天敵を捕獲する活動も行われました。