AIいじめ対策、導入拡大

7市検討、深刻化リスクを判断

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「いじめ予測分析システム」を運用する大津市教育委員会の担当者=9月25日、大津市

 いじめ被害を減らすため大津市などが開発した「いじめ予測分析システム」を、さいたま市など7自治体が導入を検討していることが29日分かった。AIが過去データを分析し、いじめが深刻化するリスクを瞬時に判断する仕組み。他に約20自治体が関心を示しており、専門家は人手不足が続く教育現場への導入を呼び掛けている。

 大津市は2011年、中学2年の男子生徒がいじめを苦に自ら命を絶った事件の反省から、日立システムズ(東京)とシステムを開発し、試験運用している。

 システムは過去のデータをAIが分析。いじめが起きた時間などを入力すると、深刻化するリスクをパーセントで表示する。