「先生を消す方程式。」舞台裏は“和気あいあい”! インスタライブ開催

テレビ朝日系で10月31日からスタートする、田中圭主演の連続ドラマ「先生を消す方程式。」(土曜午後11:00)がインスタライブによる生配信を行い、田中のほか、山田裕貴、松本まりか、高橋文哉、久保田紗友、森田想、高橋侃が顔をそろえた。

物語の舞台は東大進学率も高い、都内の進学校・帝千学園。その中の成績優秀者が集められた3年D組の担当になった教師は、これまでも短期間でメンタルをむしばまれ、退職してしまう。このクラスには大人を追い詰め、壊れていく姿をゲームのように楽しむ生徒が集っており、完全犯罪に近い形で、自らの手を汚すことなく担任を潰してきた。そこに新たな担任としてやって来た教師・義澤経男(田中)は、生徒が意地悪な発言や質問をしても笑顔で答え、さらに生徒から物理的に攻撃されてけがをしても笑みを絶やさない。なぜか生徒たちのプライベートな情報を熟知している義澤は、悪意を向けてくる生徒たちを笑顔で指導していく。その一方で、生徒たちの行動は次第にエスカレートしていき、ついには義澤を殺す計画が立てられる。

インスタライブでは、帝千学園の教室のセットにキャストがそろい、生徒たちの印象について、田中が「それぞれがすごく気を許し合ってくれているというか、仲がいいのが伝わってくるのですごくやりやすいです」と述べ、山田も「生徒みんながワチャワチャとやってるのを後ろから『ああ、いいな』と思って見てます。そういうのがドラマの雰囲気にも出ていたりすると思うんです」と、物語とは違って、普段は和気あいあいとした雰囲気の撮影現場である様子をうかがわせた。

さらに、田中は「生徒同士が『あそことあそこ、うまくいってないのかな?』というのがもしあったとしたら、僕は性格的に『どうしたの?』って声をかけたくなっちゃうと思うんですけど、今回はそれをせずに済んでいます。いい意味で無視できているといいますか。そういうところを任せられる裕貴もいるので、僕は今回は“孤独”を育てようかなって…僕の中の孤独に今、エサをあげてる最中です(笑)」と真面目に語り、少々恥ずかしくなったからか冗談を飛ばすと、教室はツッコミと笑いに包まれた。

後半の質問タイムでは、まず生徒から「どうやってセリフを覚えるんですか?」という気になる疑問が飛び出した。それに対して田中が「裕貴は(セリフを)体に染み込ませる系だよね?」と山田に振ると、「(田中は)ずっと黙読ですよね? あれが信じられなくて。あれでセリフ入るんですか?」と逆に問いかけた。すると田中は「練習をなるべくしたくないってだけなんですけど。もちろん声に出さずに何度も何度も読んでるんです。覚えられたかどうかの確認も声には出さないので、演じる時には結構ドキドキする。その役としては本来、初めて発する言葉のはずなのだから、セリフが自分の中でなじみすぎてても違うよなって思うので、なるべく練習しないようにしてるんです」と独特の考え方と覚える方法を明かした。

そして、「このドラマの見どころは?」という視聴者の質問に、今度は生徒たちが回答。高橋文哉は「僕は先生側につく役どころなので、ほかの生徒3人対先生2人と僕1人の3人で、どのように動いていくのかということを楽しみにしていただければ」と答え、久保田は「序盤で撮影をした授業が本当に熱くて、とてもいい緊張感のなかでできたなって思います」と返答した。

また、森田は「斬新すぎるスピード感ですね。放送時間が短いのでスピード感がすごいんです。目をちゃんと開いてついて来ていただければと思います」と、展開の速さを見どころとして挙げ、高橋侃は「“関係性”が見どころになると思っています。生徒同士だったり、田中さんと山田さんの関係性だったり、そういうところを見ていただければと思います」と、それぞれに違うポイントを語った。

インスタライブの様子は「先生を消す方程式。」公式Instagram(https://www.instagram.com/senkesu5/)で現在アーカイブ公開中。

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