明大・入江、横浜DeNAから指名あいさつ 「将来はエースになる」

横浜DeNAの吉田顧問兼球団代表補佐(左)らから指名あいさつを受けた明大の入江(中央)=東京都府中市、明大硬式野球部合宿所

 横浜DeNAからドラフト1位に指名された明大の入江大生投手(22)が29日、東京都府中市の明大硬式野球部合宿所で、吉田孝司顧問兼球団代表補佐らからあいさつを受け「開幕1軍で先発ローテーションに入って10勝を挙げたい」と表情を引き締めた。

 指名から3日が経ち、LINE(ライン)の祝福メッセージは500件を超えたという。入江はこの日のあいさつを含めて「プロ野球選手になるんだという自覚と責任が強く芽生えてきた」と話す。ともに同大先輩で1年目から活躍する伊勢や今季飛躍した佐野を引き合いに「2人を超えるぐらいの結果を出したい。将来はエースになる」と意気込んだ。

 187センチ、87キロの即戦力右腕について吉田顧問は「思っていたよりも大きい。ことしに入って制球も良くなり急成長した。ローテーションで投げられると確信している」と期待を寄せた。

 入江は故郷の栃木県日光市のPRにも貢献したいとも。「活躍して観光大使を目指したい」と笑みを浮かべた。

© 株式会社神奈川新聞社