サリンテロ想定、400人訓練 砺波

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 国、富山県、砺波市の国民保護共同実動訓練は29日、県西部体育センターなどで行われ、警察、消防、自衛隊、病院など37機関、400人がテログループによるサリン散布を想定して、相互の連携と対応を確認した。

 体育センターでバレーボール大会を開催中に、テログループの2人がペットボトルに入ったサリンを散布して逃走し、100人が負傷し、うち20人が倒れたままとの事態を想定した。

 県警機動隊のNBC(核・生物・化学)テロ対策部隊が化学防護服を着てペットボトルを回収した。砺波消防署などの救助隊員や自衛隊員も化学防護服で倒れた人の救助に当たった。

 駐車場に現地調整所、医療救護所、除染所が設けられ、県の災害派遣医療チーム(DMAT)が負傷者の治療の優先順位を決めるトリアージを実施した。

 テログループが砺波市の柳瀬農村婦人の家で立てこもったとして、住民80人による避難訓練も行われた。国、県、市の共同実動訓練は2年ぶりとなる。