大磯マコモやジェラート 「かながわブランド」に新顔

新たに登録された「あさつゆ工房ジェラート・ソフトクリーム」と「大磯マコモ」

 神奈川県産の優れた農林水産物を認定する「かながわブランド」について、県は「あさつゆ工房ジェラート・ソフトクリーム」と「大磯マコモ」を新たに登録したと発表した。

 ジェラートとソフトクリームは、湘南農業協同組合(伊勢原市)が平塚市内の若手酪農家組織「角笛会」と協力して開発。搾りたてのミルクに近い味で、地元ならではのフレーバーが楽しめる。大型農産物直売所「あさつゆ広場」(平塚市)で販売している。

 大磯マコモは、地元の研究会に所属する生産者3人が栽培したマコモタケ。イネ科の植物で、膨らんだ根元の白い茎の部分を食べる。淡泊でほのかな甘みとシャキシャキとした食感が特徴で、天ぷらなどにして食べるのがおすすめという。

 あさつゆ広場のほか、JR大磯駅前の「地場屋ほっこり」などで9月下旬から11月上旬まで販売している。

 10月8日に県と生産者団体でつくる「かながわブランド振興協議会」の審査会が開かれた。今回を含め69品目、120登録品となった。

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