JICA=日系社会と地域人材の育成研修=中南米、非日系人も参加可能

去年実施された「太鼓技術及び指導者育成」コース研修の様子

去年実施された「太鼓技術及び指導者育成」コース研修の様子

 独立行政法人国際協力機構(JICA)は中南米地域12カ国から「日系社会とその属する地域の発展に貢献する人材を育成すること」を目的に日系・非日系問わず各分野への研修員を募集している。
 募集する研修分野は農業、保健医療、教育、情報通信、民間セクター、自然環境保全など多岐にわたり、来日して各コース研修先で定められた期間(3カ月以内、長期で10カ月以内)研修を受ける。
 事業対象国は、ブラジルをはじめアルゼンチン、ウルグアイ、キューバ、コロンビア、チリ、ドミニカ共和国、ボリビア、パラグアイ、ベネズエラ、ペルー、メキシコの12カ国。
 同事業対象国の国籍を有するか日本国籍を持ち、そこを主たる生活基盤としている満21歳以上が対象。同事業では非日系人も応募が可能。しかし生活基盤が現在日本の場合は事業対象国の出身者でも対象とならないので注意が必要だ。
 研修コースによっては通訳付きのコースや英語で行う研修もあるが、一部日本語能力が必要なコースもあり、条件や資格要件も異なってくるので確認が必要。
 締め切りは11月6日まで。申込書と必要書類を郵便及びJICA指定のリンク先(募集要項PDFに記載)に提出すること。面接日は11月23日から12月4日の間で予定している。
 日系社会研修員募集要項の詳細は以下ページから確認できる。(https://www.jica.go.jp/brazil/portuguese/office/activities/nikkeis010101.html
 郵送は同事務所(JICA- Agência de Cooperação Internacional do Japão Alameda Santos, 700 – 15º andar- São Paulo – SP CEP: 01418-002)まで

© BRASIL NIPPOU