先日行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、バルセロナは敵地イタリアに乗り込んでユヴェントスとのビッグマッチを戦った。
14分にウスマヌ・デンベレがドリブルからシュートを放つと、これがフェデリコ・キエーザに当たってそのままゴールイン。バルセロナに先制点が生まれる。
アルバロ・モラタに3回ネットを揺らされるもすべてオフサイドの判定に助けられ、逆にアディショナルタイムにはアンス・ファテイの飛び出しからPKを奪取し、リードを広げた。
敵地で2-0といい形で勝利を収め話題になったバルセロナであるが、結果以外にもメディアが取り上げているものがあった。
それは、途中出場から最後のPKを獲得する飛び出しも見せた17歳の天才FWアンス・ファティの行動だ。
『Deportes Cuatro』によれば、ファティは試合中にボールパーソンを務めていた人物にシャツをあげると約束していたそう。
試合後ほとんどの選手がドレッシングルームで時間を過ごす中、ファティは約束通りシャツを手にとってボールパーソンの元へ行っていたのだ。
そしてともに写真を撮影し、交流を深めていたよう。
まだ17歳ながらもバルセロナの前線で大きな役割を任せられ、それに答えるだけの結果も残しているアンス・ファティ。さらにこのようなファンを大切にする心まで持っているとは…なんと末恐ろしいタレントなのだろうか。