本田圭佑のボタフォゴ、監督を27日で解任…でも「歴代2位」の短さだった

今年日本代表MFの本田圭佑が加入したことで大きな話題になったブラジル1部のボタフォゴ。

しかし27日に行われたコパ・ド・ブラジルのベスト16ではクイアバに0-1とホームで敗れてしまい、来週行われる2ndレグに向けて厳しい状況になっている。

しかも、後半10分に喫した唯一の失点は本田圭佑の横パスが相手に掻っ攫われてからの場面。(動画では50秒~)

本田圭佑が右サイドのタッチライン際でキープして中にパスを出すも、それを狙っていた相手がカット、そのままシュートに持ちこみ、ゴール左隅に沈めた。

そしてこの試合終了後、ボタフォゴは監督を務めていたブルーノ・ラザローニ氏を解任することを発表した。

ブルーノ・ラザローニ氏は2012年に引退後ボタフォゴの各カテゴリで指導者を務めていた人物で、今月1日にパウロ・アウトゥオリ氏の退任を受けて監督に就任したばかり。

なんとボタフォゴで指揮を執ったのはわずか27日…というスピード解任だった。

『Globo』によれば、これは2003年以降のクラブの歴史上で「2位」に当たる記録であったという。

2007年にはマリオ・セルジオという監督がわずか9日間という短い間で退任しているため、27日でも1位にはなれなかったようだ。

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ただ、マリオ・セルジオ氏の退任は指揮した3試合で全敗したことからボタフォゴが給与を支払うことを拒否したためであり、成績不振による解任ではなかったそう。

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