長崎県警と長崎市消防局は29日、同市のJR浦上駅前で17日に発生した火災の実況見分を合同で実施し、火元や出火原因などを調べた。
浦上署などによると、28日までに一部のがれきなどを撤去し、実況見分するための安全を確保した。29日は、関係者の立ち会いの下、現場の状況を確認し、写真を撮影するなどした。30日も引き続き実況見分を進める。
火災は17日午後0時30分ごろ発生。「割烹(かっぽう)ひぐち浦上本店」とパチンコ店「浦上まるみつ」が入る木造2階建ての建物のほか、かまぼこ店「まるなか本舗浦上総本店」(木造3階建て)が全焼。隣接する住宅1棟も半焼した。けが人はいなかった。
「ひぐち」と「浦上まるみつ」は22日、復旧は困難と判断し閉店。同グループが運営する近くの「まるみつニュー店」も閉店した。
浦上駅前火災で実況見分 長崎県警と長崎市消防局
- Published
- 2020/10/30 11:12 (JST)
- Updated
- 2020/10/31 00:00 (JST)
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