「着物deおさんぽ」開催 秋の歴史薫る山口市一の坂川周辺で 11月8日まで

▲小紋に半幅帯を合わせたカジュアルな和装でまち歩き

 歴史や文化の面影を留める山口市内の一の坂川・竪小路周辺を着物姿で歩くと、様々な特典やサービスが受けられる「着物deおさんぽ」が11月8日(日)まで開かれている。主催は山口市観光交流課、企画運営は大路小路まち・ひとづくりネットワークで、今回が4回目。

 まず、歴史を感じることのできる人気スポットで、プロのカメラマンに着物姿を撮影してもらえるのは「映えスポットでモデル気分!!」。撮影日と場所は、10月31日(土)が龍福寺参道(山口市大殿大路)、11月3日(火・祝)が山口ふるさと伝承総合センター(山口市下竪小路)、同7日(土)が十朋亭維新館(同)、同8日(日)が山口市菜香亭(山口市天花)で、時間は午前10時半から正午、午後1時から3時までの間に1組20分。料金は1000円で、SDカードに入ったデータがその場でもらえる。希望者は、大路ロビー(TEL083-920-9220)へ前日までに予約が必要だが、当日でも空きがあれば申し込み可能だ。

 着物を持っていなかったり、自分で着付けられない場合でも、イベント期間中は指定の呉服店や山口市菜香亭で着物レンタルや着付けサービスが特別価格で実施されている。山口市菜香亭では午前9時から午後5時まで着物のレンタルが可能で、料金は2時間未満が2500円(通常3000円)、2時間以上1日が3200円(同3800円)、袴着用は1000円追加。予約制で、利用希望日の前日までに申し込みが必要。また、次の呉服店では2000円で着付けをしてもらえる。近江屋(TEL083-922-0194、1週間前までに要予約)、きもの館エムラ(TEL083-922-3110、同3日前まで)、岡藤呉服店(TEL083-924-3322、同前日まで)、ふじもと呉服店(TEL083-922-3300、同)、有彩(TEL083-932-0156・090-9489-4362、同)、部坂呉服店(TEL083-923-1889、同、3800円で着物一式レンタルも可)。

 さらに、自分で着物を着られるようになりたい人のために、着物一式と弁当付きの着付け講習会「着物HAPPY DAY!」も市菜香亭で開催される。日時は11月1日(日)午前10時から午後1時まで。参加者には「アトリエa.p.r」制作の布マスクもプレゼントされる。参加費は6500円。肌着、足袋、タオル、ひも類、草履、バッグは各自で準備する。申し込みは、10月31日(土)午前11時までに同館(TEL083-934-3312)へ。

 また、和装に似合う小物を製作する二つのワークショップも開催される(予約不要)。一つ目は「和アクセサリー作り」。ビーズショップナチュレ山口(TEL083-609-2340)で10月31日に「UVレジンdeキラキラストラップ作り」(体験料800円)、11月3日に「大内限定ビーズdeかんざし作り」(体験料1500円~3000円)が体験できる。時間はいずれも午前10時から午後4時まで。

 二つ目は、「和の小物作り」。主に手作り品を販売している「コミュニティ春夏秋冬」(TEL090-3172-9829)で10月31日に髪飾りを作ることができる(体験料800円)。木・金・土曜と第一日曜に営業する同店では、イベント期間を含む営業日にイヤリング、ピアス、指輪などのアクセサリーを作ることもできる(体験料500円)。

 さらに、同地域の協賛20店を着物で利用すると、絵はがきのプレゼントやアイスクリームのサービス、購入商品割引など、うれしい特典もある。協賛店や同イベントの詳細は、大路ロビーウェブサイト(http://www.ojilobby.sblo.jp)で確認することができる。

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