JO1の1stアルバム「The STAR」の発売決定! 12月には初のオンライン単独ライブも開催

グローバルボーイズグループ・JO1にとって初のアルバム「The STAR」が11月25日に発売される。同時に初のオンラインライブ「JO1 1st Live Streaming Concert『STARLIGHT』」が12月19日(午後8:00)に開催されることも決定した。

JO1はオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」(TBSほか)から誕生。豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨の11人で構成する。3月にデビューシングル「PROTOSTAR」、8月に2ndシングル「STARGAZER」を発売し、2作連続オリコンデイリーシングルランキングで1位を獲得した。最近はバラエティー番組への出演も多く、老若男女問わず人気が急上昇している注目のグループだ。

今回の決定に際し、都内でマスコミ向けの発表会見が行われ、多くの記者が駆けつけた。司会進行を務めたのは、事務所の先輩にあたる、かまいたち(山内健司、濱家隆一)。記者の参加人数やフラッシュに「僕らはこれの5分の1くらい。ほとんど顔なじみの記者だから、質問なんて手が上がらない」と自虐を交えながらも、後輩の注目度の高さに驚いた。

今の心境を問われるとリーダーの與那城は「ソワソワしてたんですけど、最近は少し落ち着いたかな?」とデビューから7カ月の自分たちを振り返った。デビューシングルでセンターを務めた豆原は「デビュー前のファンミーティングがとても印象に残っています」と思い出を語り、デビュー当時は「わけが分からなかったです(笑)」とコメントした。

アルバム「The STAR」のコンセプトについて、金城は「“輝く自分たちに出会えるよ”という意味が込められています」と説明し、「自分でも『俺たち輝いてるな』って思うくらい、すごくいい曲ばかり」と作品に自信をのぞかせる。また、今回センターを務める川西は、大役決定時の感想を問われ「本当にうれしくて…。同時に責任感がこれまで以上に強くなりました」と神妙な面持ち。

今回のアルバムは、初回限定版が3種類(「RED」「GREEN」「BLUE」)と通常版の、全部で4形態。初回限定版にはそれぞれDVD、フォトブック、アコーディオンカードが、通常版にはソロポスターといった豪華特典が用意されている。かまいたちが「DVD内で誰か泣いたらしいけど…」と振ると、川尻が小さく挙手。「(感情が)あふれちゃって…。理由は恥ずかしいから言いたくないです」と照れ笑いで答えたのに対し、濱家が「かわいいわぁ~。全然キスできるわぁ~」と熱いまなざしを向け、会場が爆笑に包まれる場面も。

一方、オンライン単独ライブの日程はメンバーにも知らされていなかったようで、鶴房は「僕の誕生日…とクリスマスの間なんで、重要ですよ~(笑)」と独自の理論で意気込む。與那城は「オンラインだからこその魅せ方があると思います。ファンの皆さんにはより一層身近に僕らを感じていただけるように、ファンサービスとか、目線とか…意識したいです」と直接は触れあえなくとも、“JAM”(ファンの呼称)へのサービス精神を感じさせた。

さらに、もはや“ライブの必需品”となった公式“ペンライト”の発売も発表された。メンバーも企画段階から参加した初の公式グッズは、スマートフォンと連携して自分の“推し”のカラーにしたり、自由に色を変えられる。公演の曲目に合わせて自動で色が変わる機能も搭載。オンラインでのライブでも、会場さながらの雰囲気を味わえそうだ。

会見終了後、JO1は記者たちの質問に応じた。

――JO1というと“筋肉ダンス”や“ジャケットダンス”といった、キャッチーな名前のついたダンスが見どころの一つだと思いますが、今回はなんという名前のどんなダンスなんでしょうか?

川西 「まだ決まってないんですけど、アルバムの名前『The STAR』にちなんで星をイメージした振り付けがあるので、そこが見どころですね。名前もみんなで考えたいと思います(笑)。楽しみにしていてください」

佐藤 「ここで拓実が考えて発表したらいいじゃん」

川西 「ムチャぶりだ~(笑)。え~と…その…あれですよ…。“スターダンス”ですよ」

川西除く全員 「おお~!!」

(担当者) 「採用ということで」

――アルバムのタイトルにちなんで…最近、メンバーのここが輝いていたというエピソードがあれば教えてください。

與那城 「アルバムのレコーディングで、新しい曲はみんな苦戦する場面もあったんです。でもいざレコーディングブースに入ると、顔つきが変わって…。自分の気持ちを表現するのがみんなうまくなったなって思いました。ダンスもですが、歌のレベルが格段に上がっていて。みんな輝いているなと思いました」

金城 「プライベートだと…“(白岩)瑠姫王子”ですかね。瑠姫くんの現場に入る時の立ち居振る舞いが本当にかっこいいんです。まねしようかなって思うくらい(笑)」

白岩 「ありがとう。うれしいよ。碧海、すごくそうやって言ってくれるけど…でも、最近現場入りが恥ずかしくなってきちゃって(笑)」

――今回の衣装は星空のようなデザインで印象的ですが、コンセプトやお気に入りの点などあれば教えてください。

河野 「僕たちが輝く姿を表現するのにピッタリな衣装だなと思います。キラキラがちりばめられていて、かっこいいし、かわいさもあって気に入っています」

木全 「純喜くんの衣装すごいかっこいいよ!」

河野 「あざーす! 僕の衣装みんなから人気なんですよ(笑)。そこも注目してほしいです(笑)」

――アルバムの収録曲で、皆さんそれぞれが思い入れのある歌はありますか?

鶴房 「特に『SAFETY ZONE』という曲が好きです。序盤はボーカル多めで。『ラップせぇへんのかい』って思っていると、最後にラップがボーンってくる曲です(笑)」

白岩 「僕は『Happy Merry Christmas』ですね。これは僕がオーディション中にセンターを務めさせていただいた曲でもありますし、本当にロマンチックなラブソングで、今日もここに来る途中に聴いて来たくらい好きな曲です」

大平 「僕は『やんちゃBOY やんちゃGIRL』です。「プデュ」(PRODUCE 101 JAPAN)で僕がすごく自身の成長を感じられた1曲でもあって。JO1バージョンも本当に素晴らしいので、(「プデュ」時代のものと)比べず、僕たちの楽曲として楽しんで聴いてほしいです」

木全 「『KungChiKiTa』ですね。『プデュ』で僕と景瑚くんが歌った曲なんです。今回は作曲家さんにメンバーの声を聞いてもらって、パートを割り振りしたので、そういうところも新たな魅力として楽しんでもらえたらと思います」

金城 「個人的には『MONSTER』がR&B調で一番僕の好みですね。レコーディングの時にテンションが上がってしまって、韓国の制作部の方に『ちょっと落ち着いてください』って言われました(笑)」

木全 「僕は今回イントロ曲の『Starlight』っていう曲で、久々にボーカルをやりました!」

――世界に向けて、何か学習などされていますか?

與那城 「汐恩は韓国語が話せますし、僕も少し英語ができます。でもまだまだ世界に発信できるレベルじゃないので、これから個々で韓国語や英語、中国語など学びながら、自分たちでJO1を世界に広めるために、成長していきたいなと思っています」

川尻 「JO1というグループ名には、僕らだけでなく『PRODUCE 101 JAPAN』で出会った練習生全員で世界を目指すという意味が込められています。その大切な名前に恥じないように…選ばれなかった練習生たちが『こいつらなら応援できる』って思ってもらえるように頑張っていきます!」

――では、最後に一言お願いします。

與那城 「僕たちがデビューして1stシングル、2ndシングル、そして1stアルバムを出させていただけるのも、すべてファンの皆さん、そして、ここまで支えてくださったスタッフの皆さんのおかげだと思っています。これからも感謝を忘れずに。そしてこれからは僕たちが恩返しをする番です。皆さん楽しみにしていてください!」

【リリース情報】

「The STAR」
<初回限定版 Red>¥3,850(税込)/CD+DVD(特典映像)
<初回限定版 Green>¥3,850(税込)/CD+フォトブック
<初回限定版 Blue>¥3,850(税込)/CD+アコーディオンカード
<通常版>¥3,300(税込)/CD+ソロポスター(11種類の中から1枚をランダム封入)

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